創業融資実績は堅調に推移 ~平成29年度は546件、5,158百万円~

ニュースリリース

  1. ホーム
  2. ニュースリリース
  3. 創業融資実績は堅調に推移 ~平成29年度は546件、5,158百万円~

創業融資実績は堅調に推移 ~平成29年度は546件、5,158百万円~

平成30年6月8日    
沖縄振興開発金融公庫

 沖縄振興開発金融公庫(理事長:川上好久)の平成29年度の創業融資(融資時点で創業前または創業後1年以内の事業者に対する融資)実績は、546件(前年度比16.9%増)、5,158百万円(同25.0%増)と2年連続の増加となりました。
 業種別にみると、観光客数の動向(平成29年度は957万9,900人で過去最高)等を背景に飲食業・宿泊業の件数が158件(28.9%、前年度比21.5%増)と最も多く、次いで生活関連サービス・娯楽業が86件(15.8%、同13.2%増)となっています。その他にも、沖縄の社会・経済の状況(人口の増加、旺盛な建設需要、高齢化の進展、待機児童問題等)を反映し、介護事業、保育所・児童福祉事業を含む医療・福祉分野と建設業の件数が堅調に推移、卸売・小売業の件数も高水準で推移しています。
 また、深刻な状況にある沖縄の子どもの貧困問題への対応として、平成29年度に、ひとり親家庭の親による創業を当公庫の独自制度である「沖縄創業者等支援貸付」の対象に追加し、最優遇金利適用とする制度拡充を行ったところ、32件、106百万円のご利用がありました。
 沖縄公庫は、沖縄における創業・新規開業を積極的に支援すべく、ホームページ(http://okinawakouko.go.jp)による『創業の手引』(創業準備のための参考資料)の掲載等の情報提供や窓口における融資相談時の創業計画書作成支援等のコンサルティング機能の発揮、創業関連融資制度(別紙参照)を活用した円滑な資金供給に努めております。今後とも、関係機関や民間金融機関と連携、協調し、「地域を支える中小企業等の振興」(沖縄21世紀ビジョン基本計画)に資するよう努めてまいります。

■創業(創業前または創業後1年以内)融資実績

 
業種別創業事業者数
■融資実績(事業者数)
                
 
■年度別・業種別構成比
(参考)
※1.生活関連サービス・娯楽業・・・ダイビング、美容・理容室、エステサロンなど
※2.卸売・小売業・・・・・・・・・食料品製造販売、土産品販売、自動車販売など
※3.サービス業・その他・・・・・・学習塾、売電事業、自動車整備業など
 
  <お問い合わせ先>
 融資第二部生衛・創業融資班(担当:大城)℡ 098(941)1830
   企 画 調 査 部 業 務 企 画 課(担当:前川)℡ 098(941)1740






●創業支援関連の主な融資制度
融資制度名称 ご利用いただける方
沖縄創業者等支援貸付
(沖縄公庫独自制度)
下記のいずれかに該当する方で、一定の要件を満たす方
・新技術等を伴う新たな事業を行う方
・経営多角化を図る方
・新規市場の創出が見込まれる事業を新たに行う方
・雇用の創出を伴う事業を新たに行う方
・母子家庭の母又は父子家庭の父であって、事業を新たに行う方
                      (平成29年度拡充項目)
女性、若者/シニア起業家支援資金 女性、若年者(35歳未満)又は高齢者(55歳以上)の方で新たに開業する方又は開業後概ね7年以内の方
生活衛生関係営業新企業育成資金 生活衛生関係の事業を新たに開業する方又は開業後おおむね7年以内の方

●創業支援関連特例制度
特例制度名称 制度の内容
新規開業者向け保証人特例
(新創業融資制度)
新たに開業される又は開業して税務申告を2期終えていない方で、雇用創出、経済活性化、勤務経験又は修得技能の要件のいずれかに該当する方に無担保・無保証人で融資する制度(税務申告を終えていない場合は、開業資金総額の10分の1以上の自己資金が必要)

※制度の詳細については、沖縄公庫ホームページ(http://www.okinawakouko.go.jp/)をご覧ください。

創業融資実績は堅調に推移 ~平成29年度は546件、5,158百万円~
地元紙掲載記事

最終更新日:2018年06月08日