新垣 環
親身な対応を心掛け、適切で効果的な助言を行うことを意識し、日々の業務に取組む
中部支店 業務第一課
現在の仕事内容
私が勤務する中部支店は、支店の中でも本店に次ぐ規模で、約30名が勤務しています。支店には大きく分けて、融資業務を行う業務課、債権管理や経理・出納等を行う総務課の仕事がありますが、私は業務課に所属し、融資業務を行っています。
具体的には、これから創業される方、すでに事業を行っている方から相談内容を伺い、お客様に最も適した融資制度をご案内するとともに、上司と相談しながら、融資の取扱いについて検討し、事業計画書等の内容をもとに審査を行い、融資実行を行います。
毎日多くのお客様が相談に来られるので、お客様と対応するときは、どのような事業を行っているのか、何に必要な資金なのか、金額が過大ではないか等、常に頭がフル回転しています。中にはご希望に添えず、お手伝いできない場合もありますが、親身な対応を心がけつつ、適切で効果的な助言を行うことを意識し、日々業務に取り組んでいます。
やりがいを感じるとき
融資業務と一口に言っても、お客様からの相談、業界分析、財務分析、担保評価、民間金融機関や関係部署との連携等、やるべき業務は多岐にわたります。加えて、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、借入が増加した事業者の事業維持や、ポストコロナにおける回復、事業立て直しを支援するため、コンサルタント機能を発揮する必要性も出てきています。
相談内容や一つ一つの案件が高度化してきていると感じますが、融資を実行したお客様からお礼の言葉をいただいたとき、お客様のお店が開店したとき、「担当が新垣さんでよかった」と言われたときは、やりがいを感じます。
また、職場の同僚が案件の進捗を気にかけて、「お疲れ様」とねぎらいの言葉をかけてくれたときは、良い職場だなと感じます。
沖縄公庫を選んだ理由
大学院在学中、沖縄公庫の調査レポートを活用する機会があり、それがきっかけで沖縄公庫の存在を知りました。大学が県外だったこともあり、県外で働くか、沖縄に帰るか迷っている中で、「沖縄のみを対象とする唯一の総合政策金融機関」というフレーズに興味を持ち、採用試験に臨みました。最終的には、実際に働かれている人の姿や、当時の採用担当をしていた方の熱意に惹かれ、この人たちと仕事がしてみたいと思い、沖縄公庫に決めました。
長期研修制度(外部出向)利用した経験について
私は令和2年度から2年間、日本政策金融公庫中小事業部(東京都)への出向を経験しました。慣れない環境ではありましたが、新型コロナウイルス感染症が蔓延し、日々融資相談が殺到している中、迅速かつ的確に資金を実行するということが求められました。基本的な業界分析や財務分析はもちろんですが、沖縄では見ることのできない業種や事業内容に触れる機会も多く、大変勉強になりました。メンタル面もかなり鍛えられたと思います。
自分自身が何をしたいのか、何に向いているのか、最も悩む時期だと思います。私もその中の一人で、業界も絞らず、やみくもに100社くらい受けた記憶があります。
自分のやりたいことと、会社が求めていることが一致するか、会社(働く人)との相性が良いか等、就職活動は「お見合い」に似ているなと思います(やったことはないです)。
沖縄公庫で働いてみたいと思ったあなた、相性が合うか、ぜひ説明会に参加して、「お見合い」してみてください。やりがいのある仕事です。沖縄のために、一緒に働きましょう。
- 08:30
- 出社
一日のスケジュール・メール等確認 - 09:30
- 融資相談(顧客応対)
- 10:00
- 応対したお客様に対する対応方針等を課長と調整
- 11:00
- 1.顧客訪問(審査)
営業所を訪問し、事業計画のヒアリング等を実施 - 12:00
- 昼食
- 14:00
- 2.顧客訪問(審査)
営業所を訪問し、帳簿や通帳等の確認を実施 - 15:30
- 帰社
- 16:00
- 事務処理
- 18:00
- 退社