銘苅 大二朗

「企業のために必要なことは何か」を考えながら、多種多様な企業の事業再生を支援

平成27年度入庫
事業管理部 経営支援班
銘苅 大二朗
Daijiro Mekaru

現在の仕事内容

私が所属する事業管理部経営支援班では、経営状況が厳しくなった企業の事業再生を支援しています。
主な業務は、金融機関や外部専門家と連携しながら、企業の経営改善計画策定を支援することです。具体的には、企業の窮境要因や経営課題の洗い出し、改善施策の検討、損益・財務計画の策定を支援します。そして、計画に基づいた金融支援を実行します。
計画策定後の進捗確認も行い、要因分析や意見交換をしながら継続して支援を行います。
事業再生は企業の努力はもちろんのこと、金融機関が足並みを揃えて支援していく必要があります。全ての機関が納得できる、企業の事業再生に資する計画となるよう、調整を繰り返しながら計画の策定を支援しています。

やりがいを感じるとき

企業のために必要なことは何かを考えながら仕事をするようにしています。
支援業務は企業によって多種多様であり、型に当てはめるような定型業務はありません。財務関係資料やバンクミーティングでの調整等を踏まえながら、企業にとって真に必要な支援を考えることは簡単ではありませんが、経営改善計画として形になり効果が表れてくると、充実感があります。
また、経営者の方と直接お話が出来るのは金融機関ならではの貴重な経験だと思います。沖縄公庫は入庫1年目から担当者として経営者の方々とお話しする機会があります。私も新人の頃は気後れしてしまい上手くいかないこともありましたが、商品やサービス、業界動向等のお話はとても勉強になります。何より、事業の話をする経営者の方々はとても生き生きしており、私はいつもエネルギーをもらっています。

沖縄公庫を選んだ理由

沖縄県の政策金融を一元的に担う沖縄公庫であれば、地元沖縄県の産業全体に関わることが出来ると考えたことがきっかけです。沖縄公庫は創業融資から中小・小規模事業者支援、インフラ投資、事業再生等、企業規模に関わらず、ライフステージに寄り添った対応が出来ます。それら業務を通して、沖縄県の事業者、そこで働く人々の役に立ちたいと考え、沖縄公庫を選びました。

入庫前と入庫後の印象について

入庫前は「沖縄振興開発金融公庫」という名前から、堅い雰囲気を想像していました。入庫して感じたことは、沖縄振興への使命感を持っている職員が多いことです。ただ、固いということは無く、気さくでフランクな方が多く、組織の風通しも良いと感じます。新型コロナウイルス感染症関連の業務においても、部署の垣根を越えて組織一丸となって対応に努めました。

就活生へのメッセージ

業務内容や雇用条件が大事であることは言うまでもないですが、その企業で働く人や組織の雰囲気が自分と合うかもチェックしてみて下さい。
就職活動中は頑張っても結果が出ず、自分が否定されていると感じ辛い時期もあると思います。時には気分転換も入れつつ、最後までやり抜くことを意識して取り組んでみてください。

1日のスケジュール
09:00
出社、スケジュールチェック
10:00
課ミーティングで情報共有
11:00
書類作成等
12:00
昼食
13:00
取引先の支援方針を課内調整、外部機関と情報交換
15:00
取引先のバンクミーティングに参加
17:20
退社