仲村 厚

出資先企業の株主として、お客様の事業発展に向けたパートナーとしての役割が求められる面白さ

平成15年度入庫
融資第一部 産業振興出資室
仲村 厚
Atsushi Nakamura

現在の仕事内容

私が所属する産業振興出資室は、ベンチャー企業に対するエクイティファイナンス、中小企業等に対するメザニンファイナンス及び産業インフラを担う第三セクター企業等への出資まで、様々な企業に対し、出資から融資まで幅広いファイナンスサービスを一元的に提供している部署です。
外部資金調達が難しい事業立ち上げ期における資金不足解消、経営環境の変化や大型投資に伴う資本不足解消など、資本性資金に対する様々な需要に応えるため、各社からの相談内容に応じた最適なファイナンスメニューを提案しています。
特に出資後は、株主として出資先企業の財務面やマーケティング面等について助言・指導等を実施し、経営の安定化に繋がる支援をしております。これらの出資業務については、外部支援機関や研究機関、民間金融機関等との情報交換や連携を最大限活用しながら行っております。

やりがいを感じるとき

産業振興出資室では、出資先企業の株主として、お客様の事業発展に向けたパートナーとしての役割が求められる点に面白さを感じます。出資先企業から経営課題にかかる様々な相談を受け、経営アドバイスや情報提供、場合によっては必要な資金提供を検討する等、融資審査とは違ったやりがいを感じます。

沖縄公庫を選んだ理由

「沖縄」に貢献できる仕事かどうかでこの職場を選びました。金融業は、出融資をとおして間接的に産業創出、事業育成に携われる業種であり、沖縄公庫は、政府系金融機関ということで、自らの利益を追求することなく、真にお客様のことを考えた仕事ができると感じたことが大きな決め手となりました。

入庫前と入庫後の印象について

社名から「真面目で堅い職場なんだろうな」という印象を持っていました。入庫してみると、各職員は、真面目ではありますが、フランクに付き合える職員が多く、上司や同僚との風通しも良いため、堅いという印象はありません。

就活生へのメッセージ

就職活動期間中は、多くの企業の方々や同じ就職活動中の学生の方と出会い、色々な考えや意見に触れる機会が多くあることと思います。今振り返ってみても、就職活動期間中に、業界分析で得た知識や様々な企業で、直接その業界で働いている方に話を聞けた経験は社会人生活においても貴重な財産となっています。選考等で大変かとは思いますが、今とてもの貴重な経験ができていると考え、前向きに取り組んでみてはいかがでしょうか。最後まで後悔のないよう就職活動を頑張ってください。

1日のスケジュール
08:40
出社
日経及び地元紙の記事チェック。当日のスケジュールを確認。
09:00
資料作成
午後の面談に向けて、提案資料を作成。上司と面談のポイントを予め整理
10:00
WEB会議(約1時間程度)
既往取引先とのミーティング。業況等をヒアリング。
11:30
報告書作成
WEB会議でのヒアリング内容に係る報告書を作成。
12:00
昼食
気分転換もかねて、近隣飲食店へ外出
14:00
顧客訪問(出資相談)
公庫出資にかかる提案、今後の進め方等について意見交換
16:00
帰社後、報告書作成
出資相談にかかる報告書を作成。明日のスケジュールの確認。
18:00
退社
20:00
自宅近くのジムでトレーニング