照屋光

肌で地域経済の下支えを行っていることを実感できる職場

平成13年度入庫
北部支店 業務課
照屋 光
Hikaru Teruya

現在の仕事内容

沖縄公庫北部支店の業務課長として、沖縄県北部圏域(12市町村)の中小・小規模事業者などに対する融資業務の取りまとめを担っています。具体的には、お客様からのご相談を受けた業務課の担当者が作成する「顧客応対記録」を全て確認し、支店長も交えて内容を調整したうえで、担当者の審査目線が明確になるようアドバイスを行います。
そして、担当者が作成した融資のりん議書を全てチェックし、資料や調査が不足している場合には、修正の指示を行ったうえで決裁を行い、その後のお客様との融資の契約締結の手続きや融資の実行までの決裁を行っています。
また、担当者とお客様の会社訪問にも同行し、業況確認や資金需要の有無、時には雑談を交えながら、地域の経済動向等のヒアリングを実施しています。

やりがいを感じるとき

支店では、中小・小規模事業者や飲食店などの生活衛生関係業者、農林漁業者、病院・診療所等の医療業者など、様々なお客様に対する融資業務があります。多岐にわたる融資業務においては、多くの知識やこれまで培ってきた経験が重要となり、時には与信判断が難しい案件もあります。
私自身のこれまで得てきた知識や培ってきた経験を担当者に対して共有し、アドバイスすることで、担当者に融資業務に活かす能力を身に着けさせ、審査能力が向上・成長していく様子を目の前で感じ取れるところにやりがいを感じています。
また、融資の実行に至った際に、担当者が窓口にて融資契約の事務手続きを行っている中で、お客様から感謝の言葉を言われているのを自席から聞いたときに、マネージャーとしての嬉しさを感じる瞬間です。

沖縄公庫を選んだ理由

パブリックマインドという言葉をご存じですか? パブリックマインドとは、「社会課題の解決」などの意味に使われます。沖縄公庫は、沖縄のみを対象とする唯一の総合政策金融機関であり、国や沖縄県の沖縄振興策と一体となった政策金融機能を発揮できる機関です。
私は大学で経済学を専攻し、金融機関を志望していたので、就職活動のなかで、金融面から社会課題等に貢献できる沖縄公庫の存在を知り、就職先として選択しました。

思い出に残るエピソード

融資が決定した案件で、急に融資先で契約までに解決すべき事項が発生し、沖縄公庫内でも、当該事項が存在したままでは契約を行うべきではないとまでの議論に発展しました。担当者の私は、沖縄公庫内部でプロジェクトの重要性を説明、融資先にも足繁く訪問し、発生した事項の解決まで調整した結果、融資の実行まで至った案件があります。
内部や融資先との調整回数を振り返ると、沖縄公庫人生でもそうはない、貴重な経験だったと一番の思い出に残っています。

支店勤務について

北部支店は、10名という少人数のメンバーで、職員同士がフラットに意見を言い合え、意思疎通や情報共有が常に図られるなど、本当に風通しが良い環境にあります。  また、地元のお客様や商工会、金融機関等と密接に連携しており、肌で地域経済の下支えを行っていることを実感できます。

就活生へのメッセージ

私ども沖縄公庫は、地域経済の下支えを行うとともに、沖縄が抱える社会問題の解決や、今後の更なる沖縄の経済発展の一助となれるよう、今後も誠心誠意取り組んでいきます。今回の採用ページで紹介されている職員のメッセージなどから、沖縄公庫の業務に関心を持ってくださった方は、ぜひ説明会などに参加し、沖縄公庫職員の生の声を聞いてみてください。沖縄県のために、ともに働けることを楽しみにしています。

1日のスケジュール
07:40
出勤
近所の小学生より「おはようございます」と挨拶されながら、宿舎より徒歩で通勤
08:00
出社(支店の開錠)
スケジュールや社内・社外メールのチェック
09:00
業務開始
融資相談等応対記録の確認し、担当者にアドバイス
10:00
外出
取引先等を訪問し、業況確認や資金需要の有無等を確認
11:00
帰社
融資金の交付や融資りん議等の決裁
資料や調査の不足等があれば、修正の指示
12:00
昼食
近くの沖縄そば店に行きましたが、某TV番組の取材を受けたため、大混雑のなかランチ
13:00
ミーティング
支店長と打ち合わせ
訪問先の情報共有や融資相談の対応方針など確認
15:00
外出
取引先等を訪問し、業況確認や資金需要の有無等を確認
仕事の話の後にゴルフの話で大盛り上がり
16:00
帰社
融資金の交付や融資りん議等の決裁
資料や調査の不足等があれば、修正の指示
17:00
ミーティング
担当者と融資相談の方向性など調整
18:00
退社
帰宅後、上手にならない趣味のゴルフのため練習場へ出発