鉢嶺 愛子

育児のための短時間勤務制度や子の看護休暇等、会社の支援制度を活用し、周りのサポートも得ながら家庭と仕事を両立させる

平成11年度入庫
庶務部 庶務課
鉢嶺 愛子
Aiko Hachimine

現在の仕事内容

私が所属する庶務部庶務課は、職員が働きやすい職場をつくるのが仕事です。物品調達や役務の契約、施設管理、職員の給与や経費の支出、福利厚生等、所管する業務は多岐にわたります。
そのうち、私が担当している業務のひとつに職員の研修があります。沖縄公庫では、新入職員に対する基礎的な導入研修から、中堅・管理職等の階層別での研修、融資や債権管理といった業務に必要なスキルを習得する研修等、様々な研修を実施しています。
研修の実施は、内容や時期の検討、講師との調整、受講生の選定及び日程調整、研修当日の段取り、実施後の感想取りまとめ等、の一連の流れで行います。
組織は人で成り立っていますので、人材育成は大変重要な業務です。変化の著しい環境の中で必要となる情報やスキルを常にアップデートしながら、お客様により良い金融サービスを提供していけるよう努めています。

やりがいを感じるとき

やりがいを感じる場面は多くあります。現在担当する研修業務では、計画通りに研修を実施し、有意義だったとの職員の声を聴くと達成感があります。
また、融資部門では、「ありがとう」の言葉をいただいた時もそうですし、例えば、創業の際に融資を担当したお客様が、その後2店舗目、3店舗目と事業を成長させていらっしゃるのを見るのも、やはり喜びを感じます。
債権管理を担当した際には、厳しい交渉をして最終的に双方納得できる合意に至った後に、お客様から「担当者があなたで良かった」との言葉をいただいた時には、つい涙が出ました。

沖縄公庫を選んだ理由

私は県外で大学生活を送っていましたが、沖縄のためになる仕事がしたいとの思いが強くなる中で沖縄公庫の存在を知りました。金融や法律専攻ではなかったので不安はありましたが、沖縄の振興に直接携わることができる、ということにとても魅力を感じました。
入庫後は、研修や日々の業務を通して必要なスキルを身につける機会があり、入庫前の不安を払拭することができました。

育児休業制度を利用した働き方について

沖縄公庫では、家庭と仕事の両立をサポートする制度が充実しています。私は、4歳と2歳の子育てをしていますが、2人目の育休復帰直後は、2か所の保育園に送迎するために、短時間勤務制度を利用しました。
幼児は急に発熱したり体調を崩すことも多く、特に新型コロナの流行期は家庭保育を余儀なくされることもありましたが、子の看護のための休暇制度やテレワークを活用し、両立することができました。
また、各業務に副担当をおいて、急な不在時に対応できる体制を整える等、休みを取得しやすい環境づくりや雰囲気も浸透しています。
上司・同僚や家族の協力のもと、ワークライフバランスを保てていると感じており、私自身も限られた時間の中で効率よく仕事をこなすべく意識しています。

就活生へのメッセージ

就職活動は、自分自身を見つめなおし、いろんな職場のいろんな人に出会えるまたとない機会だと思います。臆することなく、積極的にチャレンジしてください。
沖縄公庫の職員に共通しているのは、「沖縄のためにという熱い思い」です。同じ思いを共有できる方とともに働けることを楽しみにしています。

1日のスケジュール
08:00
子供を保育園に送る
09:00
出社、一日のスケジュールやメールのチェック
10:00
関係部署と打ち合わせ
11:00
伝票検印、事務処理
12:00
昼食
13:00
研修実施(会場準備、オリエンテーション、タイムキーパー、片付け)
15:30
課内調整、稟議文書等作成
17:30
帰社
18:30
子供を迎えて帰宅
19:30
夕食、お風呂
22:00
子供の寝かしつけ