山里 幸作

農業や金融の知識を深め、
沖縄の第一次産業の発展に貢献していく

令和4年度入庫
融資第三部 農林漁業融資班
山里 幸作
Kousaku Yamazato

現在の仕事内容

農業・漁業者の方々への融資業務や返済状況の見直しを行う管理業務に加え、沖縄公庫の資金を代理店が窓口となって融資を行う代理貸の審査・調整等の業務を行っています。
その中でも、長引く新型コロナウイルス感染症の影響やウクライナ情勢による飼料価格高騰等に係るセーフティネット資金の融資相談、管理業務では条件変更等の業務に携わっています。
代理貸における代理店との審査・調整業務では、お客様と直接顔を合わせてお話することができないため、代理店との情報共有を密に行い、お客様の状況を的確に把握することを心掛けています。
また、沖縄公庫では多くの制度資金を扱っていることから、県や市との調整に加えて審査の中では制度要件に合致しているかという観点も重要であり、そのため、お客様の想いに寄り添う姿勢はもちろん、先輩のサポートも受けながら融資の提案や融資後の管理業務等に励んでいます。

やりがいを感じるとき

当班では主に農林漁業者への融資業務を行っています。入庫当初は農業の知識もほとんどなく、まだまだ苦悩することも多くありますが、お客様から直接お話を伺う中で、お客様がどのような想いで日々の経営を行っているのか、その中で生じるお客様の課題を融資という形で支援できた際にやりがいを感じます。
また、沖縄公庫では、新人のうちから融資を中心とした幅広い業務を担当することができます。責任感のある業務だからこそ感じるプレッシャーもありますが、新入職員には先輩職員がOJTとしてきめ細やかなフォローをしてくれるため、難しい案件にも前向きに取り組むことができています。
日々の業務を通して農業や金融の知識を更に深め、沖縄の第一次産業の発展に少しでも貢献できればと思います。

沖縄公庫を選んだ理由

これまでの自分の生い立ちを振り返り、「お客様一人ひとりの想いに寄り添うことのできる仕事がしたい」という思いで就職活動を行っていました。
大学の講義を通じてお話し伺った経営者の方が公庫資金を利用しており、「小規模事業者の自分にも親身に寄り添ってくれた」というエピソードがきっかけで沖縄公庫と出会い、ここで働きたい!という思いが芽生え、沖縄公庫を志望しました。

入庫前と入庫後の印象について

入庫前は政府系金融機関ということもあり堅い印象を持っていましたが、職員数200名余りの小さな組織のため、とても風通しの良い職場となっています。それゆえ先輩職員と交流する機会も多くあります。業務では沖縄への熱い想いを持って働いている方々が多く、休みの日にはプライベートを大切にしているメリハリのある職場だと感じています。

就活生へのメッセージ

就職活動をするにあたって、「就活生はこうあるべき」などの正解を追い求めてしまいがちですが、自分自身と真剣に向き合い、自分がどういう人間なのかを追求してみて下さい。些細なことでもきっとあなただけの良さがあるはずです。それを就職活動で全面に押し出せばきっと素敵な仕事に巡り合うことができると思います。
就職活動ではなかなか思うようにいかないことも多いと思います。悩んだときは一人で抱え込まず、周りをたくさん頼ってください。きっと寄り添ってくれるはずです。陰ながらではありますが、応援しています。

1日のスケジュール
08:30
出社 メールチェック
09:00
事務処理
10:00
代理店との案件調整
12:00
昼食
14:00
顧客訪問(実地調査)
16:00
帰社後、案件資料作成
17:30
退社
18:00
同期と食事