沖縄公庫、株式会社ジェイシーシーへ2億8千万円の融資を実行 ~エンターテイメント性(空間演出)のある飲食施設開設を支援~

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沖縄公庫、株式会社ジェイシーシーへ2億8千万円の融資を実行 ~エンターテイメント性(空間演出)のある飲食施設開設を支援~

平成29年6月19日
    沖縄振興開発金融公庫

 沖縄振興開発金融公庫(理事長:川上 好久、以下「当公庫」)は、株式会社ジェイシーシー(本店所在地:糸満市西崎町、代表取締役社長:渕辺俊紀、以下「当社」)に対し、このたび当社主要行と協調し、沖縄観光リゾート産業振興貸付を適用し2億8千万円の融資を実行しました。

【当社事業の概要】
 当社は、沖縄で生まれた企業として『沖縄文化を、広く、深く、正しく、全世界に向けて発信すること』をテーマに、外食・ホテルを中心に、ブライダル・健康食宅配・食品製造販売・コンテンツと、多様な事業を展開しております。外食においては沖縄料理を中心に和食やバイキングといった多彩な業態を構え、少人数・団体客の受け入れ、またハラール食等の取り組みも行っております(店舗数:県内41、県外5)。

【今次融資による効果】
 好調な入域観光客数の増加に牽引され個人消費者や建設投資が拡大基調で推移する中、観光産業は従来の国内客に加え、LCCやクルーズ船の就航によりインバウンドが大幅に増加する等、観光ニーズの多様化への対応、付加価値のあるサービスの提供及び受入れ環境の整備が求められています。
 今回の融資は、国内有数のリゾート地であり伝統芸能が盛んな恩納村にて、沖縄の歴史と文化が体感できるエンターテイメント型の飲食施設「琉球歴史絵巻館・沖縄地料理 風月楼(恩納本店)」の開設資金です。当社は、沖縄の歴史を観光資源として演出すべく、「絵で語る琉球・沖縄の歴史文化シリーズ」の制作に、長年取り組んで参りました。その集大成とも言うべき絵画の数々を一同に展示した風月楼恩納本店は、少人数から最大収容620名まで利用でき、一階と二階でテーマが分かれ、沖縄の懐かしい集落を再現した情緒ある空間や、琉球王朝時代の世界へ誘う数々の歴史絵に囲まれた豪華絢爛な空間、また本格舞台と多様な魅力・機能を兼ね備えた大型施設です。
 今次開設により多様化する観光ニーズに対する「おもてなし」に加え、当該圏域における観光資源の新たな付加価値の創造及び新規雇用の創出が期待されます。併せて、風月楼恩納本店が当社のブランディングの充実に寄与し、今後の更なる事業基盤の礎になるものと考えています。
 また、恩納村と当公庫においては平成29年2月7日に「恩納村地域開発プロジェクト助言業務に関する協定」※1を締結しています。当公庫としましては、これからも多様で魅力ある地域資源と企業ノウハウの融合による新たな付加価値の創造に取り組み、地域経済の持続的な好循環の構築を目指して行政や商工会等の関係機関とも一層連携を強化していくこととしております。
※1 当公庫はこれまで県内11市町村と同様の協定を締結しております。

【沖縄観光リゾート産業振興貸付の特徴】
 国又は沖縄県の観光関連施策に基づく整備地域において、観光リゾート産業の振興に寄与する事業を行うものに対し、通常の融資制度と比べ、低利融資において資金供給を行う制度です。当公庫は、国及び沖縄県の各種施策を金融面から支援するための総合政策金融機関として、外部機関とも連携を図りつつ、地域経済の活性化や地域振興に資する事業を積極的にサポートして参ります。

 
        外観(ライトアップ)            二階は、大ホール(最大400名利用可)と個室全3室
                              各種宴会やウェディングも対応可能

 
               大型のお土産コーナー「特選館」                             1階は、昔懐かしい沖縄の原風景が広がる

  琉球王国で活躍した歴史人物の偉人画
                        全59点の偉人画が並ぶ                         [ 詳しくはJCC web美術館   http://art.jcc-okinawa.net/ ]


              ▷記者会見の様子
                            


                                                                      〔問合せ先〕
融資第二部中小企業融資第二班 (担当:神山) ℡ 098(941)1795
                    企画調査部業務企画課         (担当:比嘉) ℡ 098(941)1740

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最終更新日:2017年06月19日