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北中城村グッジョブ連携推進事業「子ども起業家体験イベント」で融資相談を実施

北中城村グッジョブ連携推進事業「子ども起業家体験イベント」で融資相談を実施

　令和6年2月13日
沖縄振興開発金融公庫
融資第二部生衛・創業融資班

沖縄振興開発金融公庫（理事長：川上好久）は、将来の北中城村を担うリーダー育成プロジェクトの一つである子ども起業家体験イベント「きたなかキッズＪＯＢプログラム2023」（主催：北中城村グッジョブ地域連携協議会）に金融機関の融資審査担当役として参加しました。

同プログラムは、北中城村の未来を担う子どもたちに向けて、地域が連携し地域の特性に合わせた「早期からの“人財“育成」に取組むために、同村のこれからのまちづくりを踏まえた産業理解の視点を組み合わせ、「北中城村型キャリア教育」に発展させ、地域の魅力に気づき、発信できる次世代リーダー育成の創出を目的としております。

今回は、起業家教育プログラムの一環として、「北中城村のPRとなる商品を企画販売する」というテーマに沿って実施されました。本プログラムでは子どもたちだけで会社の設立から、事業計画の作成、模擬紙幣を使った融資審査、調達した資金での商品仕入と製造、消費者役の大人たちへの製品ＰＲと販売に取り組み、最後には実際に決算まで行いました。仕入資金を確保するための融資相談時には公庫職員から
「北中城村をＰＲするためにどうしてこの製品を企画したの？」
「必要なお金の計算や販売単価を設定はどうやったの？」
「どう宣伝したら売れると思う？」
などの本番さながらの質問に悩みながらも、子供たちでアイディアを出しながら助け合い、想いの詰まった事業計画を作成し、融資が決定したときには「やったー！」と声を上げて大喜びする様子が見受けられました。

振り返りの中で、参加した子どもたちからは「割引販売するのが早すぎた」、「声を大きく出して宣伝する努力が足りなかった」などの感想があがり、働く重要性を主体的に考えることができる非常に充実したキャリアプログラムとなりました。
沖縄振興開発金融公庫は、これからも地方公共団体、教育界、産業界と連携をしながら未来を担う若者の起業マインドの育成に取り組んでまいります。