お知らせ

那覇市の未来の担い手育成に向けたキャリア教育支援事業に参加

令和5年2月21日
沖縄振興開発金融公庫
融資第二部

沖縄振興開発金融公庫（理事長：川上 好久）は、那覇市の事業である「那覇市の未来の担い手育成に向けたキャリア教育支援事業」に参加しました。

同事業は、那覇市の未来を担う子どもたちに向けて早期から産業への理解や働くことへの意欲等を高める活動を行うことにより、イノベーション人材や人材確保に課題を抱える産業分野への人材の育成と輩出を図ることを目的としており、県内外の起業家育成支援企業や県内金融機関が参画しています。

今回は、起業家教育プログラムの一環として、那覇市立石嶺小学校及び大道小学校の6年生に対して出張授業を行い、「那覇市のPRとなる商品を企画する」というテーマに沿って、経済の仕組みから会社の設立、事業計画の作成、資金の調達などについて学んでもらい、最終的に模擬紙幣を使った公庫職員らによる融資審査までを行いました。

子どもたちは、職員からの「どうしてこの商品を企画したの？」「どうやって販売を促進すればいいと思う？」「必要なお金はどうやって計算したの？」などの質問に、悩みながらもそれぞれのアイディアや得意なことで助け合い、自分たちなりの思いの詰まった事業計画を作成し、審査が通ったときは「やったー！」と大喜びする様子が見られました。

参加した子どもたちからは、「材料費が高くついて赤字になった」「声を大きく出して宣伝する努力が足りなかった」などの具体的な振り返りの声も聞こえ、子どもたちが働くことの重要性を主体的に考えられる機会となり、充実した授業となりました。

沖縄公庫はこれからも、未来を担う若者の起業マインドの育成に取り組んでまいります。

▼授業の様子

本件に該当するSDGs