
ニュースリリース
名護市のスタートアップ企業 ㈱スタジオユリグラフに対し、融資を実行 ~生成AIによる文書作成アシスタントツール「Xaris(カリス)」の機能強化を支援~
沖縄振興開発金融公庫
北 部 支 店
沖縄振興開発金融公庫北部支店(理事長:新垣尚之、支店長:真栄田哲弘、以下「当公庫」)は、株式会社スタジオユリグラフ(本社所在地:名護市、代表取締役:森石豊、以下「当社」)に対し、ベンチャーキャピタル等※及び株式会社沖縄銀行(頭取:山城正保)と協調し、沖縄情報通信産業支援貸付を実行しました。
※株式会社ANOBAKA、GxPartners有限責任事業組合、株式会社アルファドライブ等による出資
【事業の概要】
当社は令和3年5月に名護市で設立された、記事制作・出版・書店などの「言葉」に関するサービスに加え、記事や原稿等のあらゆる「書き手」の文書作成を生成AIによりサポートするWebアプリケーション「Xaris(カリス)」を提供する事業者です。
「Xaris(カリス)」は、AIによる記事執筆だけでなく、企画・構成、執筆、確認・修正等の記事制作プロセスにおける資料収集、ヒアリングの文字起こし、校正等の作業をAIを活用することで省力化し、従来の制作工数を80%以上削減できるサービスです。また、記事制作等のビジネスユースのみならず、小説執筆などにも利用可能となっており、現在、累計ユーザー数は5千人を超え、記事制作会社等300以上の法人に採用されています。
今後は「Xaris(カリス)」をさらに便利に、身近なものにするため、近日中に「より良い書き心地」を目的とした操作性の見直しや、モバイル・多言語への対応も開始します。また、各種外部サービスとの連携やAI機能の強化などの開発を進める予定です。
参考:当社URL https://studioeurygraph.com/
サービスの紹介URL https://site.xaris.ai/
【今次融資による意義】
今回の資金調達は、「Xaris(カリス)」の機能拡充に向けた開発費用および事業拡大に伴う従業員の新規雇用等を目的とするものであり、当社の成長発展に資することが期待されます。
当公庫としましては、今後当社事業のさらなる発展と、名護市が取組むスタートアップ企業の集積・成長のモデルケースとなり、名護市スマートシティ構想の実現に寄与することを期待しています。
【沖縄情報通信産業支援貸付の特徴】
沖縄情報通信産業支援貸付は、国又は県の情報通信産業振興関連施策に基づく指定地域内において、情報通信関連事業を営む方などに、適用利率の特例を設けることにより、必要な設備資金・運転資金を融資する制度です。
本制度は、沖縄の情報通信産業の振興に寄与するために創設された沖縄公庫独自制度です。本制度の詳細については、当公庫ホームページ(https://www.okinawakouko.go.jp/service/purpose/p001/)でもご覧いただけます。
沖縄振興開発金融公庫は、国の施策に基づく政策金融機関として、今後とも本融資制度等を活用し、外部機関とも連携を図りつつ、地域経済の活性化や地域振興に資する事業を積極的にサポートしてまいります。
〔お問い合わせ先〕
北部支店 業務課 (担当:金城) ℡ 0980(52)2338
業務統括部 業務企画課(担当:當山) ℡ 098 941 1740



名護市のスタートアップ企業 ㈱スタジオユリグラフに対し、融資を実行
~生成AIによる文書作成アシスタントツール「Xaris(カリス)」の機能強化を支援~
最終更新日:2025年09月05日