沖縄公庫、株式会社colorsに対し、沖縄ソーシャル融資を実行 ~障がい者の雇用機会の創出を支援~

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沖縄公庫、株式会社colorsに対し、沖縄ソーシャル融資を実行 ~障がい者の雇用機会の創出を支援~

令和6年12月26日
沖縄振興開発金融公庫

 沖縄振興開発金融公庫(理事長:新垣尚之)は、株式会社colors(本社所在地 : 石垣市新川、代表取締役 : 設樂 幸生、以下「当社」)に対し、令和6年度に新設された沖縄社会課題対応企業等支援貸付(沖縄ソーシャル融資)を適用し、当公庫八重山支店(支店長:上江洲博)において融資を実行しました。
 本件は、飲食店事業者に対する沖縄社会課題対応企業等支援貸付(ソーシャルビジネス関連)を適用した第一号案件となります。
 

【当社事業の概要】
 代表取締役の設樂氏は、令和2年3月に合同会社7Hラボを設立し、石垣市においてグループホーム事業と訪問看護事業を行い、障がい者の居住、看護を支援しています。
 今般、現在の障がい者支援事業に加え、八重山圏域における障がい者の雇用の改善及び雇用の場を提供すべく当社を設立し、閉店した居酒屋において新たに惣菜製造業及び居酒屋の開業を計画しています。
 

【今次融資による効果】
 石垣市では、障がい者の雇用機会がまだ十分に確保されていない現状があります。しかし、今回の計画では、これまでグループホーム事業や訪問看護事業を通じて支援してきた障がい者に対し、新たな雇用の場を提供することを目指しています。この取り組みは、地域課題の解決に寄与するものとして高く評価されます。
 また、昼間の惣菜製造だけでは売上が小規模にとどまる可能性があることから、長期安定的に事業を継続するために、夜間は同店舗を居酒屋として新たに開業するもので、今回の計画は社会性と事業性の両立を図ったところに特長があります。
 沖縄公庫といたしましては、設樂氏の先行事業である障がい者の居住及び看護支援を起点に、雇用の改善及び新たな雇用の場の提供を行う一貫した事業性と、設樂氏の障がい者支援事業への想いを評価し、融資を実行いたしました。
 

【沖縄社会課題対応企業等支援貸付(ソーシャルビジネス関連)の概要】
 社会的課題の解決を目的とする事業を新たに営もうとする方又は営んでいる方を対象に、適用利率の特例 を設けることにより、必要な設備資金・運転資金を融資する制度です。本制度は、沖縄の社会的・地域的課題 の解決を目的としたソーシャルビジネス事業者等を支援するため、令和6年4月に創設されました。本制度の 詳細については、当公庫ホームページ(https://www.okinawakouko.go.jp/service/purpose/p001/)でもご覧いただ けます。
 沖縄振興開発金融公庫は、国の施策に基づく政策金融機関として、今後とも本融資制度等を活用し、外部機 関とも連携を図りつつ、地域経済の活性化や地域振興に資する事業を積極的にサポートしてまいります。



【問合せ先】
八重山支店 業務課    佐渡山  TEL 0980(82)2701
業務統括部 業務企画課   當山  TEL 098(941)1740
            
                                  本件に該当するSDGs

沖縄公庫、株式会社colorsに対し、沖縄ソーシャル融資を実行 ~障がい者の雇用機会の創出を支援~

最終更新日:2024年12月26日