沖縄公庫、(株)Endemic Garden Hに対して出資を実行~やんばる地域の自然や伝統文化を観光資源として活用した地域体験事業の展開を支援~

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沖縄公庫、(株)Endemic Garden Hに対して出資を実行~やんばる地域の自然や伝統文化を観光資源として活用した地域体験事業の展開を支援~

令和4年3月30日
沖縄振興開発金融公庫
 
 沖縄振興開発金融公庫(理事長:川上好久)は、令和4年3月30日に(株)Endemic Garden H(エンデミックガーデンエイチ、本社所在地:国頭郡国頭村、代表取締役:仲本いつ美、以下「当社」)に対し、1千60万円の出資を実行しました。
 
《当社の概要》
 当社は、やんばる地域の自然や伝統文化を観光資源として活用した地域体験事業の展開を目的として、令和元年6月に設立されました。

《新事業の概要》 
 当社事業は、国頭村の謝敷集落及び大宜味村の喜如嘉集落において、空き家となっている古民家4棟を宿泊施設にリノベーションしたうえで、やんばるの自然や文化が体験できるツアーとセットにした旅行商品を提供するものです。
 ツアーについては、やんばるのネイチャーガイドをメインコンテンツに、みかん収穫や集落散策等季節に応じた20以上のメニューが用意されているほか、ガイドは地元住民にも担ってもらう等、より地域の生活や文化に密着した体験ができる工夫がなされています。
 当社においては地元国頭村の出身である代表者が率先して地域住民とコミュニケーションを取ることで前向きな協力体制を築いており、地域一体となったサービス・ホスピタリティの提供を実現している点が特徴です。
 
《本事業における出資の意義》 
 今回の資金調達は、本事業を展開していくための新規雇用や運営費等の運転資金に充てられるものです。
 やんばる地域は、世界自然遺産にも登録された豊かな自然とそこに共生する人々によって育まれた固有の文化が残る貴重な地域である一方、人口減少による過疎化等の社会的な課題も抱えています。
 当社はその課題解決を図るべく、地域の自然や生活に配慮した事業展開や雇用創出による次の担い手の定着を目指す等、自然保護と文化継承を両立する持続可能な取組みを行っており、今後の事業展開が期待されます。
 また、やんばる地域において当社が旗振り役となって宿泊観光の流れを作り出すことは、いわゆる素通り観光から脱却し地域活性化にも繋がっていくものであり、その社会的意義を高く評価しています。
 
 
<新事業創出促進出資制度の概要>
 (1)出資対象者
沖縄において
・新たに事業を開始しようとする方
・事業を開始した日以後5年を経過していない方
・新たな事業分野の開拓を行う方
 (2)出資限度額 新事業に必要な資本の額の50%以内
 (3)出 資 実 績    
平成14年度より開始された新事業創出促進出資の実績(累計)
77件、31億7,742万円(令和4年3月30日現在)

沖縄公庫、(株)Endemic Garden Hに対して出資を実行~やんばる地域の自然や伝統文化を観光資源として活用した地域体験事業の展開を支援~

 
  <お問い合わせ先>
 新 事 業 育 成 出 資 室   宮 良 Tel 098(941)1907
 業務統括部 業務企画課   渡慶次   Tel 098(941)1740

   
   
本件に該当するSDGs

最終更新日:2022年03月30日