(株)沖縄アクターズスクールに沖縄銀行と協調融資で支援 ~沖縄公庫は資本性劣後ローン4,000万円を実行~

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(株)沖縄アクターズスクールに沖縄銀行と協調融資で支援 ~沖縄公庫は資本性劣後ローン4,000万円を実行~

令和7年5月19日
沖縄振興開発金融公庫
融資第二部 中小企業融資第一班

 沖縄振興開発金融公庫(理事長:新垣尚之、以下「当公庫」)、及び、株式会社沖縄銀行(頭取:山城正保、以下「沖縄銀行」)は株式会社沖縄アクターズスクール(本社所在地:沖縄県那覇市、代表取締役:牧野彰宏、令和5年1月法人設立、以下「当社」)に対して、資本性劣後ローンを適用し、当公庫本店融資第二部(融資第二部長:仙野健)において4,000万円(無担保無保証、7年目一括償還)及び、沖縄銀行本店営業部において1,000万円(県制度融資:小規模企業対策資金)の協調融資を実行しました。
 当社において事業拡大に向けた資金需要がある中で当社のパートナー企業であるおきなわフィナンシャルグループ傘下の沖縄銀行より、当公庫資本性劣後ローンの融資利用を同社へ提案し、協調での融資実行に至りました。

【事業の概要】
 当社は子どもたちの多様な個性を尊重し、その才能を伸ばして将来的なスターを輩出することを目指す、総合エンターテインメント人材養成スクールと芸能プロダクション機能を併せ持つ、沖縄発の企業です。当社は、沖縄から数多くのスターを輩出し、高い知名度を有する「沖縄アクターズスクール」を前身としています。子どもたちの自主性を重視した独自の育成メソッドを活用し、子どもたちの成長を支援するほか、音楽・ダンス、ミュージカル等といったエンターテインメントを通じて、新たな観光コンテンツの創出等により、当社固有の「ソフトパワー」を生かした沖縄経済の活性化が期待されます。

【今次事業の評価及び融資の意義】
 当社は、旧沖縄アクターズスクールから培われた独自の人材育成・マネジメントのメソッドを継承しており、それらを実践できる経験豊富な経営陣やインストラクターを擁している点が、当社事業の大きな強みとなっています。
 また、沖縄発の芸能プロダクションとして地域の子どもたちが活躍できる場を広げる活動を積極的に展開しており、今後は県内のエンターテインメント業界をリードする存在として、沖縄経済の活性化に寄与する中心的な役割を担うことが期待されます。このような事業の将来性と地域経済への貢献を評価し、当社への融資支援では、楽曲やミュージックビデオの制作、イベントの実施などにかかる先行投資が必要となる事業特性を考慮し、資本性劣後ローン(4,000万円)を実行しました。
 当公庫といたしましては、この融資が当社の成長を後押しし、沖縄発のエンターテインメント産業がさらなる飛躍を遂げることを期待しています。

【資本性劣後ローンの特徴】
 資本性劣後ローンは、創業・新事業展開、事業再生に取り組む事業者やコロナ禍で影響を受けた事業者の財務体質の強化を図るために、資本性資金を供給する制度です。貸付条件は、期限一括償還による返済、無担保無保証となります。加えて、本制度を適用したお借入れは、金融機関の資産査定上、自己資本とみなすことができ、過少資本の解消や、信用力の向上が可能となります。

 沖縄振興開発金融公庫は、国の施策に基づく政策金融機関として、今後とも本融資制度等を活用し、外部機関とも連携を図りつつ、地域経済の活性化や地域振興に資する事業を積極的にサポートしてまいります。


【問合せ先】
 融資第二部中小企業融資第一班 (担当:儀 間)℡ 098(941)1785
 業務統括部業務企画課        (担当:當 山)   ℡ 098(941)1740
            
                                  本件に該当するSDGs

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最終更新日:2025年05月19日